Zoho Workplace を活用し、インド政府機関のクラウド移行を推進するNIC:導入事例

- NIC
- 業界政府機関
- 従業員数500~5000名
40年以上にわたり、National Informatics Center(NIC)はインドのデジタル行政を支える中核として、政府ドメイン(gov.in、nic.in)のメールなど重要なサービスを提供しつつ、各省庁にまたがる数多くの政府職員を支えてきました。
2023年、NICはコラボレーションサービスを専用かつ安全なクラウド環境へ移行する取り組みの一環として、電子情報技術省(MeitY)傘下のDigital India Corporation(DIC)を通じて競争入札を実施しました。厳格な評価プロセスを経て、Zoho Corporation が公式メールおよびオフィススイートの運用・移行を担う企業として選定されました。
インド政府機関向けに提供されるサービス
政府機関および公共部門企業(PSU)向けに、Zoho Workplace をカスタマイズ・リブランドした専用版を提供します。これにより、メール、ファイル、文書、コミュニケーションを、安全かつインド国内開発のプラットフォーム上で運用できます。
インド政府職員は、以下のサービスを利用できます。
- Zoho Mail :安全なメールホスティング
- Zoho WorkDrive :堅牢なファイル管理
- Zoho Meeting :スムーズなWeb会議
- Zoho Cliq :効率的なチームコミュニケーション
- Mobile Device Management :端末セキュリティーを強化
- Zoho Writer 、Zoho Sheet 、Zoho Show :文書、表計算、プレゼンテーション
- Zoho OneAuth :安全な認証
- Zoho Contacts :連絡先管理
NICの戦略的管理下にある安全なTier 4データセンターでホストされるこの基盤は、すべてのレイヤーにわたって多層防御の戦略を採用しており、具体的には次の機能を備えています。
- DDoS対策:大規模なトラフィック攻撃を防御
- ネットワーク侵入防止システム(NIPS):脅威をリアルタイムで遮断
- エンドポイント検知・対応(EDR):端末を先回りで監視
- ゼロトラストアーキテクチャー(ZTA):あらゆるアクセス要求を検証
- 特権アクセス管理(PAM):管理者権限を適切に制御
- Webアプリケーションファイアウォール(WAF):Web経由の攻撃から保護
- 24時間365日対応の専用セキュリティーオペレーションセンター(SOC):継続的な監視を実施
- ライブログ共有:リアルタイムの可視性を確保
これに加えて、Zoho はNICが指定するCERT-IN認定企業による、インフラ全体・アプリケーション・運用プロセスに対する定期監査にも対応しています。現時点でZoho はSTQCおよびCDACによる複数の監査を受けており、対象は次のとおりです。
- 機能テスト
- Webアプリケーションセキュリティーテスト
- ネットワークインフラの脆弱性評価
- 侵入テスト
- インフラ監査
- モバイルおよびデスクトップアプリケーションのセキュリティーテスト
今後に向けて
2023年の入札採択以降に進められてきた移行プロジェクトでは、すでに110万超の政府アカウントの移行に成功しています。NICとZoho は、部門ごとに順次、インド政府の全省庁・全部門をこの安全なクラウドへ完全移行することを目指しています。
チェンナイの小さなオフィスでZoho が創業してから約30年。今回の政府による採用は、『着実にものづくりを続け、プライバシーを重視し、実用性を成長の原動力にする』という中核の理念が認められたことを示しています。
National Informatics Centerおよびインド政府の信頼に、心より感謝いたします。
NIC
- 業界:政府機関
- 従業員数:500~5000名